松戸で親しまれる徳川家のお屋敷「戸定邸」を訪れる

松戸で親しまれる徳川家のお屋敷「戸定邸」を訪れる

 

 

松戸駅から少し離れた丘の上。坂をぐぐっと登ると到着する「戸定が丘歴史公園」。緑豊かなその公園に、凛とした佇まいのお屋敷がありました。

 

戸定邸」と呼ばれ、松戸で親しまれているそのお屋敷。

その格式高い佇まいから、玄関口に立つだけで時代をタイムスリップしたような感覚を味わいます。

 

そんな戸定邸を訪れてみましたよ。

 

 

由緒ある徳川のお屋敷

 

戸定邸は、徳川昭武(あきたけ)が建てたお屋敷。
昭武は、徳川家最後の将軍である徳川慶喜の弟にあたる方です。

兄である徳川慶喜とは仲が良かったようで、慶喜もこのお屋敷を何度となく訪れていたそうですよ。実際にこの戸定邸で、釣りや狩猟、写真撮影等を一緒に楽しんでいたと言われているのだとか。

 

心地よい風が通るお屋敷です

 

戸定邸は、9つの建物が連なり23部屋もある大きなお屋敷。
この屋敷が建築されたのは明治のことで、公開されている徳川家の住まいはこのお屋敷だけなのだそうですよ。
 

平成18年には国の重要文化財としても指定されており、その美しい庭園も国の名勝に指定されています。

 


 

天気のよい日には富士山を見ることもできるのだとか。
ここ松戸から富士山が見えるとは、驚きですね!徳川昭武もその景色を楽しんだのでしょうか…。

 

お風呂(湯殿)もありました!

 

美しい庭園は見所です

 

戸定邸には名勝にも選ばれている美しい庭園があります。

 

一面の芝生が美しい

 
この庭園は普段は降りることができないのです…。
でも、毎月「戸定の日」として「5」と「0」の付く日は庭園に特別に降りることができるんですよ。
 

戸定邸は大名のお屋敷らしい佇まいですが、お庭は西洋風の庭園としてモダンな雰囲気を感じられます。
徳川昭武の海外留学の経験が、庭園造りにも活かされているのかもしれませんね。
 

 
中に入ると迷ってしまうくらいの大きな大きな、お屋敷。
長年の時を経て人の手によって美しく保たれた戸定邸は、松戸に住む人たちに愛され、大切にされているのだなあ、と感じました。
 

戸定邸を訪れて、ぜひ激動の時代を駆け抜けた徳川家に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

 

 

▶︎ 戸定邸
水戸藩第11代藩主であった徳川昭武が、江戸川に臨む高台・戸定が丘に建てた戸定邸の庭園。戸定邸が座敷開きを行った明治17年から本格的な造園が行われ、20年に拡張工事を行い、更に23年に2度目の拡張を行い完成しました。その芸術的な価値、日本庭園史における学術的価値が評価されて、国名勝指定につながりました。
 

HP:http://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo
住所:〒271-0092 千葉県松戸市松戸714-1
最寄駅:松戸駅東口下車徒歩約10分
営業時間:9時30分から17時00分まで(入館は16時30分まで)※ 戸定が丘歴史公園は、9時から入園できます。
休館日:月曜日(祝日の場合にはその翌日)、年末年始(12月28日から1月4日まで)
入館料:一般 150円/高校生・大学生 100円
TEL:047-362-2050