【松戸柏寺社仏閣めぐり】勉強熱心な住職が建てたのはお寺ではなく小学校。発見のお寺「西蓮寺」を訪ねて

【松戸柏寺社仏閣めぐり】勉強熱心な住職が建てたのはお寺ではなく小学校。発見のお寺「西蓮寺」を訪ねて

松戸駅西口の旧水戸街道沿いにはいくつか寺社があります。

今回ご紹介する寺社は「西蓮寺」です。歴代の住職は小学校を作ってしまうほど大変勉強熱心だったそうですよ。知れば知るほど発見が多いお寺なのです。

西蓮寺の歴史・ご利益

西蓮寺の正式名称は「光明山西蓮寺」、本尊は「阿弥陀如来(あみだにょらい)」です。南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)でお馴染みですね。この言葉を唱えることで、すべての者を極楽浄土へ導くとされています。

また、お寺には宗派もあります。「阿弥陀如来」が安置されているということは浄土真宗で、大谷派に属しています。大谷派というのは、日本で最大の規模を誇る仏教宗旨としても知られているのですよ。

西蓮寺の歴史

西蓮寺は京都市の東本願寺の末寺として、文禄3年(1594年)に下矢切に創建されました。江戸時代の初期にあたります。その後、慶長18年(1613年)に現在の地に移転しました。

近隣でいち早く小学校を建てた人は住職

寺院で街の子どもたちに勉強を教える場「寺子屋」がこのお寺でも開かれていました。
西蓮寺の歴代の住職は寺子屋を開いたのは江戸時代の末期と言われています。大変勉強熱心な住職は明治6年(1873年)に、西蓮寺を仮校舎として松戸小学校を創立しました。

この小学校は近隣で初めてできた小学校でした。現在では名前が変わり、中部小学校となっています。

西蓮寺の境内

高等小学校の第二代校長である「小林鎮一郎先生」の碑(筆子塚)をはじめ、報恩の瀧や池、お墓や納骨堂など西蓮寺の境内にはさまざまなものがあります。敷地に足を踏み入れると一見、立派な本堂と奥に見えるお墓しか目に留まりませんが、境内左手には海外の民芸品にありそうな木製の人形らしきものもあるのですよ。

西蓮寺の行事

毎年、春になると桜の咲くころに合わせて「春の夜桜コンサート」が開催されます。ライトアップされた本堂や桜を慈しみながら生演奏に耳を傾ける時間は贅沢ですね。

一見、普通のお寺のように見える西蓮寺には見どころが多く驚きました。昔も今も変わらないのは歴史や地域との交流が深いところでしょう。

春の桜はもちろんのこと、秋の紅葉も素敵でしたよ。季節ごとに訪れることでまた新しい発見があるかもしれませんね。ぜひ、足を運んでみてください。

▶西蓮寺
HP:https://sites.google.com/site/sairenji1594/home
住所:〒271-0092千葉県松戸市松戸1900
最寄駅:常磐線・新京成線 松戸駅 徒歩10分
TEL:047-362-2904