【松戸柏寺社仏閣巡り】宇宙飛行の安全祈願にも効果アリ「松戸神社」

【松戸柏寺社仏閣巡り】宇宙飛行の安全祈願にも効果アリ「松戸神社」

松戸や柏のエリアを歩いていると、古くからある寺社仏閣をよく目にします。
どのようなご利益があるのでしょうか?それぞれの歴史や年間行事などの情報をまとめていきたいと思います。

今回は、「松戸」の由来にもなったといわれる「松戸神社」についてご紹介いたします。

松戸神社のご利益と「松戸」の由来

松戸神社の御祭神は、日本武尊(やまとたけるのみこと)です。御神徳は、「必勝」「家内安全」「除災招福」といわれています。

12代景行天皇の皇子で、幼名を小碓皇子(おうすのみこ)と申される日本武尊は、景行天皇の御代40年(291年)に武蔵国へ向かわれる際に、現松戸神社のある場所にご陣営を設けていました。そこで、従将の吉備武彦(きびたけひこ)連と大伴武日(おおとものたけひ)連と待ち合わせをしていたため、その場所を「待つ郷」(まつさと)と呼んでいたそうです。それがいつしか、「待土」(まつど)と呼ばれるようになり、現在の「松戸」の地名が生まれたといわれています。※由来は諸説あります。


松戸神社の歴史

松戸神社は、寛永3年(1626年)に創建されました。なんと、今から約400年も前から松戸の街を守っていたんですね。
なお、創建当初は神仏習合思想の影響から「御嶽大権現」と称されていました。

この頃は慶長14年(1609年)から水戸徳川家に水戸城が託され、江戸と水戸を往来するために水戸街道が整備されていたので、松戸は宿場町「松戸宿」として賑わっていました。

また、松戸神社境内地近隣には、陣屋(徳川幕府直轄領の代官の住居および役所が置かれた建物)が置かれていたため、水戸徳川家から深く崇拝されていたそうです。

その後、1882年(明治15年)に社号を『松戸神社』へと改称し、有栖川宮幟仁親王より社号の書を授かりました。2006年(平成18年)には三笠宮崇仁親王が参拝され、高野槙を植樹されました。

今も郷土の伝承として残る、水戸光圀公の逸話

松戸神社には、水戸黄門様でお馴染みの水戸光圀公の不思議な逸話が残っているそうですよ。

ある時、徳川光圀が鷹狩のために松戸神社を訪れた時、御神木である大銀杏に止まっている白鳥に鷹を放とうとしたところ、鷹は微動だにしなかったそうです。そこで、憤慨した光圀が矢を放とうとすると、弓矢は中央から真っ二つに折れてしまいました。光圀は折れた弓矢を奉納し、神前に鎮謝したとされています。

この逸話に出てくる御神木の大銀杏は今も松戸神社境内に残っています。是非、ご自身の目で見て歴史の深さを味わってみてください。



松戸神社の安全祈願は“宇宙飛行”にも効果あり

松戸市出身である宇宙飛行士の山崎直子さんは、2010年(平成22年)4月5日にスペースシャトル『ディスカバリー号』で宇宙飛行する前に松戸神社で安全祈願のためのお参りをされ、松戸神社のお守りを携えて宇宙に飛び立たれました。

無事に任務を達成され、帰還された2010年(平成22年)5月には、宇宙を供にした『四神お守り』を松戸神社へ返納されました。この時松戸で帰還パレードが行われたそうです。宇宙飛行も無事にご帰還されたということで、安全祈願にとてもご利益がありそうですね。


松戸の街と市民を守り、一年を通して様々な年間行事がある松戸神社。日頃の御礼をお伝えに、お参りしてみてはいかがでしょうか。

▶︎ 松戸神社
創建:寛永三年(1626年)
所在地:〒271-0092 千葉県松戸市松戸1457
アクセス:松戸駅西口より徒歩10分
電話:047-362-3544
HP:http://www.matsudojinja.com