与謝野晶子の松戸への想いを感じる「ひなげしの小径」で歴史散歩

与謝野晶子の松戸への想いを感じる「ひなげしの小径」で歴史散歩

 

 

松戸駅から少し離れた丘の上。「戸定邸」もある、戸定が丘歴史公園のなかにある静かな散歩道「ひなげしの小径」をお散歩してきました。

 

大きな木々に囲まれた緑豊かな公園の中、石畳の道を進むと美しい赤御影石に刻まれた歌碑に出会いました。

 

与謝野晶子が松戸で詠んだ歌が刻まれたその歌碑が並ぶこの散歩道は、「ひなげしの小径」と呼ばれ親しまれているんですよ。
 

 

歌を知り、歴史を感じながらの散策

 
ひなげしの小径は、与謝野晶子が松戸で詠んだ60首の歌のなかから18首が選ばれ、それを刻んだ歌碑が建てられています。
夫である与謝野寛(鉄幹)の歌も1首あり、合計19首を散策しながら見て周ることができます。

 

ひなげしの小径は、戸定邸を案内するボランティア団体である「松戸シティガイド」が創立10周年を迎え、その記念として作られました。

 

刻まれているそれぞれの歌は、松戸市に所縁のある書家の方々に書いていただいたものなのだとか。
歌だけでなく美しい文字から感じられる雰囲気も楽しむことができます。
各書家の先生方も無償で揮毫されたのだそうですよ。

 

歌碑の碑面下には、刻まれた歌と各書家の経歴が刻まれたプレートがあります。
それも合わせて、しっかりと歌に込められた「心」を感じとってみましょう。

 


 

与謝野晶子と松戸

 

与謝野晶子といえば明治から昭和期に大きな活躍をみせた女流作家です。
誰もが一度は耳にしたことのある名前ですよね。

 

与謝野晶子が松戸を訪れた理由については、はっきりとした理由はわかっていないのだとか。

与謝野晶子はここ松戸で、どんなことを感じ、どんな想いで歌を詠んだのでしょうか?
 



 

与謝野晶子が、戸定が丘歴史公園の隣にある千葉大園芸学部(当時の千葉県高等園芸学校)を訪れた際に詠んだ60首は、歌集「瑠璃光」等にまとめられています。
歌集「瑠璃光」は大正14年初版の歌集で、旅の思いや出会いを全529首にわたり綴ったものです。

 

当時の園芸学校には牡丹・バラ等の美しい花々や珍しい果物もあったそうですよ。
先進的な与謝野晶子にとっては園芸学校への訪問は素晴らしい出来事だったのかもしれませんね。

 



 

与謝野晶子の歌碑があることにより、ただ散策するだけでなく、より深く歴史や松戸の昔の面影に想いを馳せながらの散策ができそうですね。

戸定が丘歴史公園に訪れた際は、ぜひ「ひなげしの小径」をゆっくりとお散歩してみてはいかがでしょうか?

 

与謝野晶子が感じた、松戸への想いがきっと感じられますよ。
 


 

 

▶︎ ひなげしの小径
「ひなげしの小径」は、松戸シティガイド(戸定邸を案内するボランティア団体)の創立10周年を記念してつくられました。歌碑には、与謝野晶子が松戸で詠んだ歌60首(歌集瑠璃光)のうち18首と、夫である与謝野寛(鉄幹)の歌1首が刻まれています。
 

HP:http://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo/hinageshi
住所:〒271-0092 千葉県松戸市松戸714-1
最寄駅:松戸駅東口下車徒歩約10分
営業時間:9時30分から17時00分まで(入館は16時30分まで)※ 戸定が丘歴史公園は、9時から入園できます。
休館日:月曜日(祝日の場合にはその翌日)、年末年始(12月28日から1月4日まで)
入館料:一般 150円/高校生・大学生 100円
TEL:047-362-2050